Pochitto(ぽちっト)神戸 | どうぶつ科学コミュニケーター通信
更新:2025.3.23
第37回---ウサギがやってきた!
20数年ぶりにウサギを飼うことになりました。名前はラッキー。2024年9月に生まれたカイウサギの子です。久しぶりのウサギ飼育に楽しくも追われる日々を過ごしています。
そもそも20数年前まで飼っていたウサギは、自分の通っていた小学校で生まれた仔でした。名前はクッキー。小学生だった私が飼育委員会に所属していたので、増えた仔ウサギを1羽ゆずってもらえたのです。その後、私が大学生になるまで生きたのですが、最後は高齢と夏の暑さで亡くなりました。とても悲しくて、私の飼育技術がもっと向上するまでウサギは飼わないと誓ったのです。
あれから20数年経ち、知人から「先生、ウサギふえたのですが、1羽どうですか?」と連絡がきました!とても悩んだのですが、そのウサギの誕生日が息子と同じ日、そのウサギが我が家に来る予定日が祖母の誕生日と同じ。出身県も母や祖母と同じ。なんだか縁を感じてしまい、そして今なら飼育技術も向上している自負もあり、数か月悩んだ末に引き取ることにしました。名前はクッキーが亡くなった日に、次に飼うウサギはラッキーにしようと決めていました。うちに来てラッキーと思ってもらえるように。
というわけで、あらたにウサギのラッキーが我が家に仲間入りしました!移動動物園のお仕事で各所に連れてゆくかはまだ不明ですが、これからどうぞよろしくお願いします!

↑20数年前のクッキーと私。

↑愛媛県生まれのラッキー。
どうぶつ科学コミュニケーター / 大渕 希郷(おおぶちまさと)
上野動物園・飼育展示スタッフ、日本科学未来館・科学コミュニケーター、京都大学野生動物研究センター・特定助教を経て、現在フリーランス活動中。
動物から植物、昆虫、微生物まで様々な生きものを用いた科学教室をご要望に合わせて企画いたします。その他、ペットボトルを用いた顕微鏡作り、偏光板を使ったサイエンスアート教室など工作教室や、各種講話、科学コミュニケーション研修、展示デザインなども承ります。
詳しくは下記まで。
お問い合わせ:masato_ohb@yahoo.ne.jp