【アスリートファースト】

東京オリンピックの延期が決定したのが、はるか昔のような気がする今日この頃です。スポーツの力は偉大です。ヒトが一生懸命な姿は、見ているだけでも興奮しますし、元気をもらいます。このオリンピックの延期は、オリンピックに出場する予定のアスリートにはどんな影響があるのでしょうか。

１年間延期になったら、そのことがどれくらい大変なことなのか。ある選手は「これから１年間、進化する時間が増えただけ」とコメントしていました。他の選手もほぼ全員が前向きな、ポジティブな発言をしています。さすが一流のアスリートは、ポジティブシンキングが身についているんだなあと感心しました。

しかし、あるニュース番組で、オリンピック経験者のコメンテーターが「もう二度としたくないという練習をオリンピックに向けてしてきている。それが１年延期というのは、かなりつらいと思う」とコメントされていました。確かに、ラグビーの日本代表選手もワールドカップが終わった後に「もうこれ以上ないくらい、つらい練習をしてきた」とコメントされていたのを思い出しました。とても一般人には想像できない厳しい練習をされているのだと思います。それが１年延期…本当はかなりしんどいと思います。

そのようなことを乗り越えて、来年開催されるであろう東京オリンピックを今から楽しみにしています。

これからもいろんな意見がでてくると思いますし、いろんなことを言う人がいます。でもアスリートファーストで、みんなで東京オリンピックを楽しみにしましょう！

「がんになっても笑顔で育つ」をスローガンに活動をしている

チャイルド・ケモ・クリニック院長　楠木重範

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