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更新:2018.1.23

介護福祉コラム【介護の種類】

一般的に「老人ホーム」や「介護施設」と呼ばれますが、正式名称ではありません。介護施設には、様々な種類があってそれぞれに特徴があります。その中で代表的なものとして次のようなものがあります。

■特別養護老人ホーム
通称とくようです。終の棲家とも呼ばれ、日常介護を受けながら余生を過ごす生活の場です。要介護3以上の高齢者でないと入居できなくなりました。

■介護老人保健施設
通称ろうけんです。入院が元で在宅生活が難しくなった場合などに、リハビリを行って在宅復帰を目指す施設です。機能訓練室などリハビリ設備が充実しており、看護師が24時間常駐しているところも多いです。入居期間は原則として3~6ヶ月の期間限定になっています。

■有料老人ホーム(介護付・住宅型・自立混合型)
料金や規模、内容についてはホームによる違いが非常に大きく、入居一時金で数千万円かかる施設もあれば数十万円で済む施設もあります。「介護付」は、24時間介護スタッフが常駐しており、介護や生活支援、レクリエーションなどを入居者に提供します。「住宅型」は、自立している方から要支援・要介護の方まで幅広く入居できます。提供サービスは、生活支援や健康管理等が中心で、介護スタッフが常駐していません。介護サービスは外にある事業者(訪問介護や通所介護等)に依頼することになります。

■サービス付き高齢者向け住宅
通称サ高住です。高齢者の安心を支えるサービスを提供するバリアフリー構造の賃貸住宅で、自立できる高齢者から軽度の要介護者向けが多いですが、施設によっては、認知症に対応しているところもあります。資格を持った相談員が勤務して生活サービスや安否確認を行い、夜間も24時間スタッフが常駐しています。

介護サービスは外にあるか併設している介護事業所(訪問介護や通所介護等)に依頼します。

あさひケアサービス株式会社 西畑秀生

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過去の「介護福祉コラム」情報

第1回

介護の種類

更新:2018.1.23

第2回

介護ヘルパーの資格

更新:2018.3.23